ジビエは臭い、硬い・不味いと言われる方が多いのですが、果たしてそうでしょうか?
例を魚で例えるなら美味しい刺身と不味い刺身の違いは何だと思いますか?
鹿肉をはじめとしたジビエは、狩猟で捕獲される野生の鳥獣のことです。自然にあるものだけを食べて生きているので、家畜とはちょがった味わいを楽しむことができます。
ジビエは臭い、硬い・不味いと言われる方が多いのですが、果たしてそうでしょうか?
例を魚で例えるなら美味しい刺身と不味い刺身の違いは何だと思いますか?
鮮度の落ちた魚を血合いをろくに取らずに刺身にしら不味いのはわかりますよね。
ジビエの肉も同様です。
要は、鮮度とさばきかたなんです。
ジビエの肉は捕獲方法で味が全く変わってしまいます。
美味しいジビエ肉を作る条件は、内臓を傷つけず速やかに内臓を処理して肉を急速に冷やし清潔に処理することです。
一頭のお重量は20kg~60kgです。
例えば30kgの個体の場合、解体すると内臓が三分の一・骨や腱が三分の一を含め
肉は三分の一の10kgしか取れません
近年、鹿肉はその栄養価も注目を集めています。
低カロリーで良質なタンパク質が豊富に含まれていて、
特に鉄分が非常に多く
脂肪が少なく多価不飽和脂肪酸も
比較的多く
これは、家畜のそれとは比べ物にならない比率なのです。
健康が気になる方や貧血になりやすい女性の方にお勧めしたいお肉です。
(なんだか、最近疲れが
取れないな~)って、そんな時!!
鹿肉食べて元気になろう!
でも、鹿肉はやっぱり野生なのだから、信頼できる施設からの購入をお勧めします
鹿肉の部位は、各部位によって調理法が異なります。
ステーキやグリル料理には
背ロースがおすすめ。背ロースは、きめ細かい肉質が特徴で脂質がほとんどない赤身肉です。
もも肉は、脂肪がなくとても柔らかで、和洋中の炒め物・煮物・煮込みなど幅広い料理に使用できます。
なお、内ももは繊維質が細かいので塊でローストにすることもできます。
すね肉は煮込み料理やシチュー・カレーに向いています。
背ロース
上質の赤身肉で
ステーキ等に適しています
モモ
脂肪が少なくとても柔らかいので
カレー・カツ・串焼き等に適しています
スネ肉
すね部分の筋肉は圧力鍋で
煮込み調理に使用します
ジビエトミノは、岐阜県の指定食肉解体処理施設です。
常に、衛生的に作業所を保ち安心・安全をもっとうに営業しています。
ジビエトミノの鹿はほぼ岐阜県関市内の山などにいる本州鹿です。
本州鹿の場合、モモは1本で3kgしか取れません。
本州鹿は個体がエゾ鹿より小さい為、肉質は柔らかく上品な味わいです。
ほとんど牛の赤身肉と味は変わりません。
ジビエ初心者の方には、本州鹿がお勧めです。
個体ごとに県に記録を提出しています。
作業後は、しっかりと消毒はかかしません。